フェリーは5時半着が強風のため20分遅れで新門司港着。
その位の強風の中バイクを走らせます。そして、寒い!!体感温度は5度くらい?
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新門司港から九州自動車道→東九州自動車道→行橋ICで下りて
向かうは日本三大カルストの平尾台。快走ロード。
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ここは雑誌の写真でスゴイ!と思い立ち寄ることに、その写真はドローンでの撮影。
最近、名所の写真にドローンの空撮写真が使われるけど、僕らはドローンで空から眺めることはできない。

そんな意味のない写真を掲載するのは止めて欲しい。ギャップで失望するだけだ。
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道路から見える範囲は、たいしたカルスト台地ではなかった。

さて、今回のツーリングの無事故無違反を祈念しに、大宰府へ向かう。
2年前は宗像大社に立ち寄ったけど、残念な結果になった。

でも、それがあったから、今日があると思いなおす。
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大宰府名物の「梅が枝餅」
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新緑が眩しい
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菅原道真が亡くなってその棺を牛に運ばせたところ、この地で動かなくなり、神社を建てたのが太宰府天満宮の始まり。昔はここには小さな寺があったそうだ。天満宮と牛との関係です(笑)
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大きな木が多い,社が愛され守られてきたんだろうな~。
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本殿
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今回のツーリングの無事と仕事の成長を祈願。

噴水に虹
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さて、向かうは佐賀県唐津市。

思い出す、2年前。壱岐から唐津へフェリーで渡る手続きを終え、時間があったので近くのキャンプ場を下見に出かけた、その時駐車場の輪留めに乗り上げトレーサーの底が当たってオイル漏れ。ツーリングは壱岐対馬で終わり、失意の中新幹線で帰った。

唐津から2年前のツーリングのリベンジ(続き)です!
まずは、唐津城(百名城)
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海に浮かぶ天守と、藤棚ごしの天守の姿が有名だけど、藤は終わりかけ・・・
最盛期は・・・
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なかなか立派な城だけど、本当は江戸時代は3層の櫓を天守に見立てていたそうだ
自分からすると、次に行く肥前名護屋城の天守が5層だったので、唐津城の天守
を目に焼き付けて、名護屋城の天守台の上に乗せようと思った。
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天守からの眺めは素晴らしく、玄界灘を一望
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現存天守以外の城はコンクリート製なので城自体は見るものはないけど
天守からの景色は大きく変わってはいないので、眺める景色は好きだ。

さて、新門司に6時に着岸、唐津城で昼過ぎ。走って歩いて腹が減った。
昼飯に地元の名店?で蕎麦定食を食べることに。暖かくて体の芯から暖まり美味い
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ざるそばにしたいところ、寒くて、暖かいそばにした。
昼になっても気温があまり上がらず、寒い一日だ。

さて、次に向かうは肥前名護屋城(百名城)
駐車場係りの人曰く「石垣しかないよ」~(笑)  石垣を見に来たんだよ~
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この城跡は特別に来たかった場所。
秀吉が朝鮮半島出兵のために築いた城で、名護屋城を中心にそれを守るように、
周囲には全国の大名を集めた陣屋跡が140ほど残っている。
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石垣や土塁など保存状態が良くて、国の特別史跡に指定されている
総面積17万m2は当時として大阪城に次ぐ規模。人口が20万人を超えていた。
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玄界灘を眺めながら、中国制覇を妄想した秀吉。
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天守台跡はけっこう崩れている。
この上に、さっきまで眺めていた唐津城天守を乗せてみる。至福の妄想!
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この名護屋城の立つところは半島状になっていて、そこの地形は安土城を思わせる。
名護屋城は玄界灘に、安土城は琵琶湖に飛び出した安土山に築かれた。似ている。

石垣は野面済み。この木は生前の豊臣秀吉を見ているのだろうか・・
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信長も安土城を作った時に城下に、自分の部下たちの屋敷を作らせた。

秀吉は主君信長の影響を強く引き継いだ人物だと思っていて、全国を平定して
140の大名を従えたことを、あの世の信長に自慢したかったのだろうと思う。

「殿(信長)、秀吉は全国を平定し、殿が目指していた唐入りを代わりに行います」
そう自慢げに心の中でつぶやいたと、エコバカは妄想する。

玄界灘を渡った船。戦艦ヤマトの原型のようだ。
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ぐるりと、くまなく歩くと2時間以上かかった。
自分の年齢からすると、ここへはもう来ることはないだろう。後悔しないように。

しかし、予約なしのソロキャンプツーリング。今夜寝る所は必要だ。
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この半島の先っぽ「波戸岬」にオートキャンプ場がある。
立ち寄って今夜テントを張れるか聞くと、1か所だけ空いていてラッキー!
波戸岬キャンプ場。テントひと張り1500円。
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最近のキャンプブーム、
今回、予約が必要かと思ったけど、時間に縛られない気ままさを選んだ。
キャンプ場が取れるかは運にお任せ。とりあえず今日は運が良かった(笑)
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近くのスーパーで食料を買い出し、テントを張り、火をお越しビールを飲む。
この、焚き火台を使い始めて4~5年になるだろうか、今やエコバカの旅の友だ。

酒を飲んでいると、夕日に空が染まる。浜辺に出てみると、素晴らしいサンセット!
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秀吉もこの夕日を眺めながら中国大陸を制覇することを妄想していたのだろうか?

今夜のメニューはサザエのつぼ焼き、焼き鳥、シシトウ、シャウエッセン・・・
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ビール6缶飲んで寝た。
ホントは平戸まで行きたかったけど、名護屋城が良すぎたんだよなぁ~

宿(キャンプ場)に予定を縛らることなく、気に入ったところで時間を使う。
キャンプ場は取れなくても、寝場所は浜辺、道の駅など、個人の土地以外
テントを張れるところならどこでも「寝ることだけ」はできるんだ。